高級時計にウォッチワインダーは良くない?メリットとデメリットは?
ウォッチワインダー
2024.02.27
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自動巻き時計が止まらないよう、自動でメンテナンスしてくれる「ウォッチワインダー」。
時計が好きでたくさん集めている方であれば、ウォッチワインダーを持っている、または使ってみたい、と思われる方も多いでしょう。
自分にはいらないと思っていても、時計店などで販売員さんに勧められたり、時計が止まってしまう煩わしさを感じることで、ウォッチワインダーが気になってくることもあるようです。
でも、「ウォッチワインダーは使った方が良い」という賛成派の意見。「ウォッチワインダーは使わない方が良い」という反対派の意見。その両方があって、いざ使うとなると不安になりますよね。
賛否色々な意見がある中で、それぞれどういう理由があるのか?
ご自分にとって後悔のないウォッチワインダー選びにお役立ていただけよう、ここではウォッチワインダーのメリットとデメリットをみていきたいと思います。
ウォッチワインダーのメリットは?時計のためには、使った方がいい!
ウォッチワインダー賛成派の主張をまとめると、以下のようなメリットが挙げられます。
「とにかく便利!時計をいつでも使える状態にしてくれる」
「時計を動かすことで良好な状態に維持できる!」
「時計を飾りながらメンテナンスできる!動く時計を眺める楽しみ」
「インテリアとしてお洒落でかっこいい!」
これら賛成意見の具体的な理由を1つ1つ整理してみましょう。
便利!時計をいつでも使える状態にしてくれる
ウォッチワインダーのメリットとして第一に挙げられるのは、「とにかく便利!」という点です。
自動で時計を巻き上げてくれるので、時計を手動で巻く手間が省け、いつでもすぐに使える状態にしてくれます。
忙しくて時計を巻く時間がなかったり、たくさん時計を持っていたり、機能が多い時計を持っていて手動で合わせるのが面倒だったりすると、ウォッチワインダーは欠かせない必需品と感じられます。
朝の準備を忙しく終えて、出かける前に時計を着けようとしたら止まっていた…、外出先してから止まっていることに気づいて慌てた…。そんな経験がある方には、ウォッチワインダーが活躍してくれるでしょう。
逆に、1ー2本の時計を頻繁に着けるから止まったことがない、という方もおられるでしょう。
このように人それぞれ時計の保有数や使用状況によりますが、ウォッチワインダーを取り入れてみたら予想以上に便利で、手放せなくなる方も多くおられます。
時計を動かすことで良好な状態に維持できる!
時計は機械なので、ある程度動かさないと劣化してしまうリスクがあります。
時計の中には大量のパーツや数種類のオイルが使われていて、時計をずっと止めたままにしているとオイルが凝固して、パーツがなめらかに動きにくくなるためです。
新しいモデルの時計はオイルの質がよく、固まりにくくはなっていますが、やはりずっと寝かせているよりも時々動かす方が、オイルが均等に行き渡ってパーツも生き続けるので安心ですよね。
また、自動巻き時計は、基本的にはローターで巻き上げるように設計されているので、手動でゼンマイを巻きすぎると機械とリューズ部分への負担が大きく、なるべく自動で巻くことが推奨されているようです。
長期間の放置や過度な手巻きによって不具合が起きたら、時計を修理に出すことになりますが、状態によっては費用がかさみ、しばらく時計を預ける間は使えないことになります。
こういった理由から、ウォッチワインダーは、あまり着用しない時計を定期的に動かすことで機械の調子を順調に保つ目的でも使われています。
時計を飾りながらメンテナンスできる!
手に入れることが難しい高級時計は、ずっと眺めていたいくらいの宝物ですよね。メンテナンスしながら時計を飾れることも、ウォッチワインダーのメリットの一つです。
時計を使わない時も、部屋の中で展示するようにウォッチワインダーで動かすことで、高級時計を所有する喜びが増すでしょう。
全ての時計をいつも着用できるわけではないので、大事な時計を家でも眺めながら、常に使える状態に保てるウォッチワインダーは、時計好きにとって嬉しい機械です。
インテリアとしてお洒落でかっこいい!
ウォッチワインダーには様々なモデルがあり、高級な材料で丁寧に作られたデザイン性の高いものは、高級時計と同じように、それ自体がかっこいいマシンです。
時計の美しさに引けを取らないほど、贅沢感のある材質のお洒落なウォッチワインダーもたくさんあります。
ウォッチワインダーにも高級メーカーがあり、質の良い金属や皮革や木材で装飾された、高級感があるクールなデザインがあります。
高級時計の保管方法として、ハイセンスなウォッチワインダーを選べば、時計をもっと素敵に見せてくれるでしょう。

★★★高級時計におすすめの、お洒落な高級ウォッチワインダーをこちらでご紹介しているのでぜひご覧ください。
ウォッチワインダーのデメリットは?時計にダメージを与える?
では、ウォッチワインダーのデメリットはどのようなものでしょうか。
よくある懐疑的な反対派の意見には以下のようなものが挙げられます。
「時計の内部機械が消耗したり、過度の巻き上げによって傷むか心配…」
「時計の磁化が心配…」
「ウォッチワインダーはすぐ壊れる…?」
「値段が高い、寿命が短いせいでコストパフォーマンスが悪い…」
これら意見はどういった理由からくるのか、整理してみたいと思います。
時計の内部機械の傷み、巻き上げ過ぎの心配…
ウォッチワインダーで時計を動かすと傷むのでは、という懸念があります。
確かに全く静止状態と比べると、内部の部品やオイルなど、少しは負荷がかかります。
でも、時計はそもそも着用して動かすように設計されているので、その動きを再現しているウォッチワインダーなら、適切な使い方をすれば時計に問題をきたすような負荷はかからないはずだと思われます。
ただ、日々動かしている時計は、そのぶんオーバーホールを多少短めのスパンで出すように心がけておく方が安心だと言えます。
というのは、動かすことでオイルがわずかながらも消耗するため、オイルが減ってきた状態のままの時計を動かし続けると、部品同士が摩擦を起こして時計全体の消耗・劣化が進んでしまうからです。
ウォッチワインダーで時計が傷んだというのは、このように時計の状態が万全でないまま動かし続けることによって起こるケースも多いようです。
なので、着用するにしてもウォッチワインダーを使う場合も、時計のベースの状態が良好である必要があります。
長年オーバーホールをしていない時計は、まずメンテナンスに出して部品やオイルの状態を整えた上で、ウォッチワインダーを使うことが大切なポイントです。時計のオーバーホールは、やはり重要ですね。
また、ウォッチワインダーや着用だけで時計を動かしていると、使われないリューズ部分のオイルが固まる恐れもあります。
時々はリューズで巻き上げるなど、色々なケアの仕方を取り入れて時計をトラブルから守りましょう。
時計の磁化が心配…
時計には金属が多く使われているので、パソコンやテレビなど電子機器の近くに置いていると磁気帯びしてしまうリスクがあります。
磁気帯を放置すると時計の精度が悪くなったり、機械の不具合を招くため、日頃から気をつけた大事ないポイントです。
ウォッチワインダーもモーターで動く電子機器なので、長時間時計を取り付けて良いのか、心配になりますよね。
実際に、ウォッチワインダーで時計が全部磁気帯してしまった、という声はよく聞かれます。
でも、最近の高品質なウォッチワインダーなら、ほとんどのものが帯磁対策された作りになっています。
モーターと時計設置部に十分な距離をもたせたり、磁気を遮断する素材を使ったり、設計に配慮されたものなら心配ありません。
ただ、ウォッチワインダーの価格帯や品質はとても幅広く、中には安価で粗悪なモーターや素材を使って工場で大量生産されたものなどは、磁気対策もされていない商品も存在します。
なので、高価な時計を守るためには、ウォッチワインダーの品質には注意して、磁気帯対策が明記されたもの、しっかりと設計工夫されているものを選びましょう。
それでも、腕時計はパソコンやスマホの近づけることも多いので、万が一磁気帯してしまったら、修理に出したり、磁気抜き機を使ったりして、早めの対処を心がけてくださいね。
ウォッチワインダーは寿命が短い…?
ウォッチワインダーのレビューなどを見ると「1年以内に壊れた」「もう6台も買い替えている」などという声も多く、故障率がとても高いものというイメージがあります。
確かにウォッチワインダーは、複雑な可動部を長時間駆動させるので、強い耐久性がないと壊れやすい機械です。
その上、信頼性の高いメーカーのものでなければ、中身は大量生産された中国製のものが多く、修理対応ができないものもありますね。
そのせいで、「便利だけど、すぐダメになるからいらない」という方や、「数年で買いかえる消耗品として、割り切って使っている」という方もいるようです。

でも、ウォッチワインダーの耐久性や寿命は、品質や作り方によって格段の差があります。
部品や素材やモーターなど、外装だけではなく内部まで品質にこだわって、丁寧に作られたウォッチワインダーには、壊れにくいものもあります。
高品質なブランドは、メーカーの信頼がかかっているので、保証や修理対応もしっかりしています。
意外と知られていない、高品質なウォッチワインダーのブランドはこちらでご紹介していますので、ぜひご参考になさってください!
値段が高い、寿命が短いせいでコストパフォーマンスが悪い…
ウォッチワインダーを探してみると、安いものなら数千円〜、高いものだと金庫や収納つきの数千万円もするような超高額ブランド商品まで、価格帯には幅があります。
レビューを見てみると、「数千円のウォッチワインダーを買ったら数ヶ月で壊れた」、または「数万円のお洒落なものを大事に使っていたのに数年で不具合が起こった」などという声もあり、どちらにしても高い買い物だった…と思われるケースがあるようです。
一般的に、安いウォッチワインダー は中身の部品やモーターや製造方法でコスト削減しているため、当然ながら、そのぶん品質も劣ってしまいます。
高いものは、高級感のある材料を使ってしっかりと作られたものが多いですが、デザイン開発やブランドマーケティングにもコストがかかっており、メーカーによってそれぞれの特長があります。
ウォッチワインダーは精密機械なので、前述のとおり品質によって耐久性や寿命が変わってきます。
なので、多少値段が高くても、故障しにくいものほど長く使えるので、コストパフォーマンス的には断然良いです。
だから、ウォッチワインダーを選ぶときは、どんな素材や部品やモーターを使っているか、専門的な職人によって作られているかなど、どのような品質なのかを確認するようにしましょう。
また、見た目は良くてもノーブランドのものよりも、保証や修理対応もしっかりした、信頼できるメーカーの方が安心です。
★★★品質に定評のある、おすすめのウォッチワインダーを以下の記事でご紹介していますので、是非ご覧ください。
それでも、初めてウォッチワインダーを購入するにあたり予算を抑えたい、という方もおられるかもしれません。
その場合は、内蔵モーターや磁気帯対策の有無の他、レビューなどで壊れにくさを予想して、値段と価値を判断すると良いでしょう。
まとめ
ウォッチワインダーにまつわる賛否両論をとりあげました。
実際にウォッチワインダーを使うメリットは多く、デメリットは対策可能なものが多いので、商品の選び方次第かと思われます。
でも、ウォッチワインダーが絶対に必要かというと、メリットデメリットの感じ方は人それぞれの状況によるところもあり、やはり人それぞれ意見が分かれるところです。
ご自分にとってウォッチワインダーを使った方が良いか、使ってみたいかをご判断されるための参考にしてみてくださいね。